「昼休み」とは誰にとっての休みなのか
みなさんはどんな昼休みを送っているんでしょうか??
昼休みの取得率は…?
こんなツイートを見かけた。
教員の方に伺います。
— ほりまち (@hori_machi) 2018年10月6日
「昼休み45分間」は平均どのくらい休めていますか?
これによると、45分きっちり休み時間をとれている教員は全体の5%であり、3分の1である15分も取れていない教員が81%いることとなる。(H30/10/8現在)
実際問題教員が45分休憩時間をとることは難しい。
自分の勤務校では、休憩時間は13:00~13:45となっている。
しかし、給食時間が終わるのが13時。
そこから「先生は休憩とるので、君ら給食の片づけよろしく」とはいかない。
そんなことをやったが最後、その後の指導に余計時間をとられてしまう。
給食の片づけをすませ、子どもたちを運動場に送り出すころにはだいたい13:10ぐらいになる。
そこからがようやく休憩時間となるので、フルにとっても大体30~40分ぐらいになる。
もちろんこれはそこでの仕事が何も入らなかったときのことである。
運動会練習期間中であれば休み時間にラインを引きなおすし、学習発表会練習期間であればオーディションやパート練習を行ったりする。
もちろん生徒指導事案が入ってくればそれについての指導も行わなければならない。
実質教員にとって「休憩時間」なぞいう概念は存在しない。なんやかんや仕事が舞い込んでくる。
そう考えると「昼休み」というのは教員にとっての昼休みではなく、あくまでも「児童にとって」の昼休みのような気もしてくる。
首を絞めているのは周りか、自分か
ただ、これは結局「どれほど行事に軽重をつけるか」といった部分が大きいようにも感じている。
生徒指導事案なんて毎日のように起きるわけではない(少なくとも自分の勤務校では)。
行事に対してどのくらい割り切ってできるかが大事にもなってくる。
教員の中には、球技大会や陸上記録会に対して目の色を変えてやたらと無駄に時間を割く人がいる。
どの業務に対して重きを置くかはもちろんその人の自由ではある。
しかしその結果、同学年の教員の休憩時間を奪うだけではなく、児童の昼休みすらも多く奪うことになってしまっているのをみることがある。
これでは周りが誰も得をしない。
シエスタ(昼寝)のすゝめ
業務に余裕がある9月には、昼休みの時間を使って15~20分ほどのシエスタを気取った昼寝をしていた。
昼寝はめっちゃいい。心筋梗塞や認知症予防にもいいらしいし、睡眠時間が短いことで有名な落合陽一も勧めている。
前から言ってるけど,サマータイムよりはシエスタが導入したい.
— 🤩ォチァィ🤩ョゥィチ🤩 (@ochyai) 2018年8月6日
シエスタの何がいいって,判断基準を担当者が持たず,ただ休憩を増やすところ.
— 🤩ォチァィ🤩ョゥィチ🤩 (@ochyai) 2018年7月18日
昼寝をすることによって気分がすっきりするし、気持ちを一旦リセットして意欲的に午後を迎えられる。(個人的見解です)
みなさんも一度やってみるのおすすめ。行事が立て込むとそうもいかないけど。